【TOPIX】労災対応について

これまでも労災対応は行ってまいりました。その経験上で今回の労災については?という点が多発。
最悪「失明」という事態もある事案。幸いにもそのような事態は避けられましたが、備忘録として記しておきたいと思います。

1)危険作業に関する安全教育
・食い違い:事業者側は入職時に伝えていた、動画を見せていた。本人とその他のメンバーは知らない。
・確認できず:事業者側が見せていたという動画の開示を求めるも開示なし

2)発生時の現場対応
・食い違い1リーダー数:事業者側はリーダー3名が対応した。本人とその他のメンバーはリーダーは1名。
・食い違い2リーダーの行動:事業者側は流水で目を洗い流すように指示、やってみせた。本人とその他のメンバーは管理者に電話をしていた。
・確認できず:事業者側は工場内のカメラで確認済み、としているが、カメラ動画は公開されず。
・疑問点:事業者側が話していたリーダー3名は、1名が日本人。2名が技能実習生。っええ!技能実習生がリーダー?(危機管理も担う?!?)

3)手続きなどの対応
・まずは病院へ
(本人が大丈夫と言っているから様子見。もってのほかの対応。
(診断は医師にお願いする。)
・労働者死傷病報告等を労働基準監督署長に提出
(本人の聞き取り有無やどのような内容で届出されたのか不明。
(報告書を当方に開示していただけた事業者さんもありました。ありがたいことです。本人にしっかり再発防止を伝えることができますから。
・本人への安心感の提供
(忠告、再発防止と業務遂行の誓約書を本人にサインさせる。なるほど。。。
(怖い、痛い、迷惑をかけた、怒られる、評価が下がるなどなど本人は不安だらけ。まずは怪我などの対応を優先し、本人の様子やタイミングを見て、状況確認、再発防止、事業者側からの話を伝えるなど、順次対応できるとよいと考えます。事業者側の振返りも十二分にしていただきたいと考えます。

何が「労災」を起こしてしまったのか?
この事案後、危険回避マニュアル的な社内文章に追記がさなれましたが。。。
原因解明がされぬまま、回避行動だけが明文化された印象です。
回避行動も朝礼で確認しているということですが、確認とは?

・本人たちが「危険なこと、もの、状況」「自分への被害、他社への影響」を理解しているか。
・本人たちが「起こったこと」に対して、取るべきことが具体的に示されているか。
管理者(事業者側)は、最終的には「本人が適当な行動を取ることができるか」「できないか」が対応の評価基準ではないか、と考えます。

「労災」は事業者側も本人にとっても何も良いことはありません。
一方で、起こってしまったことに真摯に向き合い、再発がないように事業者側だけでなく本人たちにも行動してもらう必要があると考えます。
・「伝えた」と「伝わる」は違う
・「知っている」と「できる」は違う
・「他者(他社)と共に客観的な評価、見直し」を成長のきっかけに

意識(気づきと謙虚さ)と行動(継続と実行)。職場環境の改善は事業成長の大切な要素。
わとなすは、特定技能外国人材の受入れ支援を行いつつ、事業者様の「職場環境の改善」に寄与できるよう取り組んでまいります。

ハインリッヒの法則(労働災害における経験則「1:29:300の法則」)
1件の重大な災害の背景には29件の軽微な災害があり、さらに300件のヒヤリ・ハットが隠れている

Contact

特定技能外国人材の受入れについて
まずはご相談ください

自社で受け入れできるか知りたい、採用から支援までまとめて相談したい、登録支援機関に支援を依頼したいなど、検討段階からご相談いただけます。

受入れ可否を確認したい採用から支援まで相談したい登録支援機関に委託したい定着支援まで任せたい
お問い合わせはこちら